冥王星と戦う男

冥王星と戦う男

冥王星射手座時代が拡大した学問の自由とグローバリゼーション

⛔️注意
この記事は冥王星という星が持つ影響力についての知識を広めるために書かれた記事の4記事目です。
冥王星を理解すると「未来予測ができるようになる」というメリットがあります。
もしご興味がおありでしたら最初の解説記事からご一読いただけますと幸いです。↓↓↓

蠍座の秘密主義によって腐敗した社会

蠍座は秘密主義です。人々を狭い空間に閉じ込め秘密を共有します。その秘密をバラすもの、外へ出て行こうとするものを徹底的に攻撃します。
そんな蠍座時代は末期になるとさまざまな問題が発生させてきた、という話を前回はしました。

オウム真理教が拡大し、北九州監禁殺人事件のような洗脳事件が起きる。

この時代のさながら熱帯夜のようなねっとりとした暑苦しい空気感に当時の人々は辟易とし始めていました。

そんな中、1995年。ついに冥王星は射手座に入ります。冥王星射手座時代の幕開けです。

射手座時代はどのような劇的な変化を社会にもたらしたのでしょうか。

冥王星蠍座時代の崩壊は内部告発から

射手座というのはあっさりした星座です。カラッとしています。ネチネチとした内向きのエネルギーを嫌います。外へ向かって出ていくことを良しとし、言いたいことをスパッといいます。
人の秘密をバラします。別に悪意があってバラすわけではありません。ただ単になにも考えていないだけなのです。

あちゃー、やっちゃった。ごめん。ごめん。

こういう感じです。

自分の言葉で人が傷ついてしまったとしてもあっけらかんとしています。悪意がないことだけは嫌というほど伝わってくるので、怒る気も失せてしまうくらいです。

このような射手座のもつ純粋無垢で「なにも考えていない」エネルギーの前では蠍座の作りあげた隠蔽工作などは、もはや通用しません。

そう。冥王星射手座時代はドロドロに複雑化してしまった蠍座時代の救世主として登場するのです。

冥王星射手座時代が暴いた蠍座時代の悪事

  • 1995年
    オウム真理教の拠点一斉調査
  • 2002年
    北九州監禁殺人事件が表沙汰に
  • 2005年
    耐震偽装問題が表沙汰に
  • 2007年
    ミートホープ食肉偽装問題が表沙汰に
  • 2007年
    船場吉兆産地偽装問題が表沙汰に

ミートホープ食肉偽装問題って覚えてる?

廃棄肉をミンチに混ぜて売ってたやつでしょ。

あの事件は従業員の「内部告発」によって2007年に明るみになったんだよ。
いかにも蠍座時代の終焉って感じがするね

蠍座時代の終焉には告発がキーワードになっています。
秘密がバレないことを前提に悪事を重ねてきた会社が内部告発によってドンドン裁かれていくことになります。

耐震偽装問題というのもありました。姉歯建築士という名前が印象に残っている人も多いと思います。耐震強度を偽装して建物を建てていた会社たちが一斉に裁かれた事件です。
この事件はそもそもイーホームズという建築物の建築確認や調査をする会社が告発したことで始まっています。

しかも出自は不明ですが、不正を発見したイーホームズの社員はなんと新入社員だったとか。
新入社員があっけらかんと「おかしいですよ」と不正書類を告発する様子はまさに射手座的です。

次々と悪事が暴かれていく悪徳会社や団体たち。当時のニュースを見ていてスカッとした人も多かったのではないでしょうか。

射手座時代は誰もが平等に学べる機会を作った

射手座は外へ向かうエネルギーを持っています。内側へ収縮するエネルギーの逆です。外へ向かって拡大しようとする種類のエネルギーなのです。

射手座の最大のキーワードに「拡大」があります。射手座の力はあらゆるものを拡大していきます。

では具体的にはなにを拡大させるのか。

それは知識と行動範囲です。

射手座のもつ拡大のエネルギーをこの2つのキーワードで読み解いた時に冥王星射手座時代の本質が明らかになります。
射手座の冥王星は知識を際限なく拡大することをルールにしています。
このルールが社会にどのような影響をもたらしたのか。

それは全ての人が自由に学問を学べる時代の到来です。

冥王星射手座時代に大学進学率は明らかに急上昇しています。新卒の2人に1人が大卒になる時代となりました。

これまでの時代においては大卒は特別なものでした。大卒であるというだけで一目置かれる。そういう雰囲気があったわけです。
ましてや有名大学卒であればなおさらです。中卒や高卒の人から見たら大卒は人種が違う人。それくらいの特別視が存在していたと思います。

そんな限られた人だけが入ることが許される特別な存在であった大学が、グッと身近なものとなったのがこの冥王星射手座時代です。総人口に占める大卒の割合はドンドン増えていき、学問の門戸は広く開かれたものとなりました。

もはや特別な選ばれた人だけが学ぶ場所ではない。誰でも学びたい人は学ぶことができるんだ。大学に対するそういうカジュアルなイメージが社会に広がっていきました。

そして、この風潮をさらに後押ししたのが奨学金制度の拡張です。

実際に、奨学金を借りている人の数は1998年時点では50万人だったのが2005年では100万人。たったの8年間でなんと2倍になっています。

学びたい人は高等学問を自由に学べる。射手座時代はそのような風通しのいい雰囲気を学問に対して作りましたが、それだけではありません。
実際面としての学費の工面も奨学金制度の充実によって整備されたのです。

誰もが大学で学び、自分の知識を拡大していくことができる。それを可能にする社会的状況がいよいよ完全に整ってきたわけです。

射手座時代に地方から東京へ出ることの意味

また射手座は知識だけでなく、行動範囲も際限なく拡大していきます。これが射手座がグローバル化を表す星座であるとされるゆえんです。

射手座はより遠くへと遠征する人間を勇者であると認定します。チャレンジャーこそ高く評価されるべきである。そのような風潮を社会に作り上げるのです。

実際私は大学で東京に出たんですが、この当時、地方から東京へいくという行為は明らかに特別なことでした。

私が東京へ行くといえば

嘘をつくなよー

またまたー

とからかってくる友人がいたくらいです。それくらい当時の人たちにとって東京進出は魅力的であり、勇気がいることであり、高い評価の対象だったのです。

正月に田舎へ帰省した時も東京で垢抜けた人は羨望の眼差しを受けていました。冥王星射手座時代にはこの勲章を得るためだけに東京で生活する人がたくさんいたくらいです。

今地方から東京に行く人はどうして東京へ行くんでしょうか。「出稼ぎ」という言葉をよくニュースで耳にしますから、高い給料という「実益」を目指して働きに出ているんじゃないでしょうか。

でも当時の空気は全然違いました。地方出身者のだれもがロマンを原動力として動いていました。胸を躍らせながら憧れの東京へと向かっていったのです。

国内ニュース→世界のニュース

蠍座時代は国内に生活の全てがありましたから、みんな国内ニュースを必死に追っていました。

蠍座時代のニュース(国内)

  • 「三億円事件の真相は」
  • 「オウム真理教特集」
  • 「ドラゴンボールの新作映画公開」

これが射手座時代に入ると人々の関心は急速に海外へと向けられていきます。

射手座時代のニュース(国際)

  • 「メジャーリーグでイチローが活躍」
  • 「2000年問題とノストラダムスの大予言」
  • 「アメリカ同時多発テロ」

この冥王星射手座時代の風潮として興味深いのはあまりにも一気にグローバル化が進んだことです。

というのも、蠍座時代には日本人は日本国内のニュースのみを見ており、アメリカ人はアメリカ国内のニュースを、ベトナム人はベトナム国内のニュースだけを追っていました。

しかしながら冥王星射手座時代以降のニュースというのは世界共通になっており、実は世界中の人が同じものを見ています。
たとえば韓国人に聞いても、中国人に聞いてもみんな上記のニュースを知っています。

2000年問題でパソコンが壊れるとか。ノストラダムスの大予言で世界が滅亡するとか、同時多発テロでアメリカがとんでもないことになっているとか。
この時代には世界中の人が同じニュースを見て、同じような心配をしていたわけです。

射手座時代はグローバル化に必要なものを全て揃えた

射手座時代はグローバル化に必要なものを全て揃えました。

インターネットが登場し、windows95、98、XPが登場。Windowsが全盛期を迎えます。パソコンが一般家庭に普及し始めたきっかけです。

だんだんと航空券の値段が下がっていき、ついにはLCCが登場。格安価格で海外へ行けるようになりました。
航空券は往復で買わなければならないものではなくなりました。リコンファームやダブルブッキングという言葉がだんだん死語になってきました。

英語学習塾が乱立し、英語を話せるグローバルな人間になりたいと誰もが望むようになりました。

タイ国際航空のCM「タイは若いうちに行け」が一躍有名になりました。
このCMに触発されて貧乏バックパッカーを始めた人も多かったはずです。

世界へ旅立つ準備は全て冥王星射手座時代が準備してくれました。

しかし今の時代と唯一違うのは情報がなかったということです。

ネットを調べても今のように旅ブログやYouTubeやの情報など全く出揃っていない時代です。スマホではなくガラケーの時代です。

海外旅行へ行く人にとって地球の歩き方というガイドブックだけがたよりでした。

周囲に個人で海外へ行ったことがある経験を持つ友人がいる人は稀だったでしょう。自力で海外旅行へ行く方法を懇切丁寧に教えてくれる人などいない時代だったのです。

旅行というのはツアーで行くもの。1人で海外に行くなんて大それたことができるはずがない。そもそも英語が話せないんだから無理だろう。
それがこの時代の一般的な認識でした。みんな海外に心を惹かれながらも一歩を踏み出す勇気がなく、二の足を踏んでいたのです。

そんな中、数少ない勇者たちが1人で外国の地へ果敢に突撃していきました。なんの前情報もない未開の地にガイドブックと現金を握りしめてカタコトの英語で飛び込んだのです。

ツアー旅行が常識とされる時代に、1人で航空券を購入し、宿を取り、日程を考えて行動する。これは当時の常識から外れた行為です。

だからこそ、この時代において海外旅行経験は勇気の勲章であり、無条件で周囲から高く評価されたのです。

インドに行って人生変わった

という、もはやありきたりになってしまったフレーズがあります。今のインドへ行っても人生が変わることはないでしょう。こういうフレーズというのは世間の人に知れ渡ってしまった時点で陳腐なものになってしまう。そういう法則があるからです。

しかし射手座時代は違いました。この時代のインドには確かにあったのです。人生を変えるなにかが。

グローバル化が本格的にスタートした世界。この世界を旅した人たちには凄まじいまでの好奇心と情熱があったことを私は記憶しています。

この時代はまだグローバル化が手探りの時代で、旅先で知り合う外国人とのコミュニケーションも活発だったんだ。
外国人によく「日本には本当に忍者や侍がいるのか?」って聞かれたよ。

それは楽しそうだね!今はネットになんでも情報があるからコミュニケーションの機会が減っちゃったもんね

この時代に情報を持っている人は「神」と崇められていたよ。宿に情報通の人がいたらみんなで聞きに行くんだ。

今じゃ考えられない光景だ、、、、

あらゆる面において徹底的に拡大を続けた冥王星射手座時代。
次の記事ではこの射手座時代が起こしてしまった様々な「現実問題」について説明いたします。

ロマンは結局のところお金に勝つことはできないのです。

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